インターネットにつながらなくなる?

たまげたオヤジ

2011年02月08日 20:17


先日2月3日にある重大ニュースが発表されました。

「IPv4アドレスの中央在庫が枯渇」

 詳細はこちらへ。

あまり、公にはならなったようですが、

かなり深刻なニュースです。

というのも、具体的に影響が出るとなると、

パソコンがインターネットにつながらなくなります!


なぜか?

IPアドレスというのはパソコンがネットワークに繋がっているときに、

目印になる電話番号のようなものです。


誰々さんから、誰々さんにHPを見せましょう。

というのを、IPアドレスで見分けているので、

間違いなくパソコンに表示されるのです。


今使われているIPアドレスというのはIPv4という規格です。

パソコンのネットワーク設定をするときに、

IPアドレスは「192.168.0.1」 とか

いうのを見かけていると思います。

この4つに区切られた数字がIPv4の規格です。

1つの区切りは0~255まで使えるので、

全部で、約43億のアドレスが使えることになります。

しかし、インターネットの急激な発達で、

このアドレスが足りなくなってしまいました。

パソコンだけではなく、携帯電話やスマートフォンも、

IPアドレスが必要になってきて、

どんどんアドレスの消費は加速しています。


使われなくなったIPアドレスを再利用したり、

家庭内のIPアドレスは重複して使用できるようにしたり

という技術を使ってはいますが、そろそろ限界のようです。


そこで救世主の登場!

IPv6という規格が登場です。

といっても、

もう10年も前に決められていたんですけどね。


この規格を使うと、約340澗個のアドレス

という途方もないアドレスが使えるようになるんです。

340澗とは340兆の1兆倍の1兆倍らしい・・


でも10年も前に救世主が現れているのになぜ枯渇?

って疑問が。


というのも、

IPv4とIPv6は互換性がないんです。

IPv6を使うには、ルーターや、パソコンのハードウェアはもちろん

インターネットエクスプローラなどのWebブラウザも

IPv6に対応させないといけないんです。


そこで、各メーカーは裏でコソコソと、

IPv6に切り替える準備を進めていたんですね。

地デジテレビに切り替えるのと同じような方法ですかね。


でも、世の中がIPv6に移り変わる前に、

IPv4が足りなくなってしまったわけです。


そろそろ本格的にIPv6に移行する準備をしないと、

ネットに繋がらなくなる日は突然やってくるかも知れませんょ。


     ・・・・また、勉強しなきゃいけないことが増えたなぁ。



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